
2017/1/14に開催しました同名のセミナーがDVDとなりました!!
☆自分で問題を解決できるようになりたい方。
☆問題解決のアプローチ方法を学びたい方。
☆今の問題をカウンセラー視点、別目線で見つめ直したい方。
☆自分自身を客観的に見つめ直したい方。
☆カウンセラー、コーチ、セラピストなどの仕事をされている方でスキルの幅を広げたい方。
そんな皆さんにお勧めな一本です。
このセミナーでは大きく次のプロセスに別れています。
(1)問題とは何か?を学ぶステージ
そもそも問題って何だろう?何を持って問題となるのだろう?という基本を学びます。
私たちはついつい「外側」に原因を求めてしまうもの。でも、それは気づきのきっかけであって、それが問題になるかどうかはその本人の状態によって変わるのです。
例えば、「会社をクビになった。」果たしてこれは問題でしょうか?
実はこれだけでは何とも言えないんです。それの受け取り手によって問題になったりならなかったりするのです。
Aさん:「ちょうど会社を辞めて独立しようと考えていました。そのタイミングでクビになったということは、そっちに向かえ!ということなんだなと思いました。」
Bさん:「家も経てばかりでローンもたっぷり残っているこの時期にクビになるなんて最悪だよ。子どももまだ小さいのに・・・」
つまり、同じ状況が起きているのにAさん、Bさんでは全然受け取り方が違うのです。
そう、すべての問題は「自作自演」なのです。
私のブログでもたびたび登場する自作自演という問題の捉え方について、じっくりレクチャーします。
(2)ケーススタディ:問題を客観的に見る力を養うステージ
(1)で学んだ問題とは何か?という見方を、実例を用いて実習します。
まずは私の方で用意したケースを元に、どんな風に問題を見て行けばいいのかを解説します。
実際にご紹介しましょう。
Aさんは今の仕事を続けていくべきか、それとも辞めるべきかを悩んでいる。周りの同期には成功している人も出てきて、焦り始めてもいる。ところが、自分には「どうしたいのか?」が分からないし、「何をしたいのか?」も分からないことに今さら気づいてしまったのだ。
そして、よくよく思えば子ども時代から周りの意見に流され、そして、自分の意見を持たずに育ってきたことを思い立った。気が付けば自分の考えなどは明らかにせず、周りに合わせることが多かったのだ。
しかし、幼い頃はけっこうワンパクで元気で自由に遊びまわっていたはずだ。そんな記憶が断片的にあるからだ。ところが、学校に通うようになってから状況が変わったように思う。親が今までは奔放にさせてくれていたのに急に厳しくなったのだ。
あれやこれやと指示を出され、それを拒否すると激しく怒られた。遊んでいると「勉強しなさい」と言われ、嫌々塾に通わされた。それはとてもつらい経験で、悔しかったり、悲しかったり、寂しかったりした。でも、親には従うほかなかったのでその感情を我慢して親の言いなりになり、欲しいものやしたいものも自分からは主張しないようにした。それはとても苦しかったが、どうせ否定されるのだから、といつしか諦めるようになった。
そして、気が付けば、自分の気持ちが分からなくなり、何がしたいのか、何が好きなのかもすぐに思い浮かばなくなってしまった。しかし、学生時代はそれでよかった。周りに同調し、親の意見に従って過ごしていればよかったからだ。しかし、いつしか、自分は何がしたいんだろう?という疑問を持つようになった。もちろん、答えは出ないまま、何とかなるだろうとやり過ごしてきた。
それが、社会人になり(もちろん、周りが就職活動をするから一緒にしていたに過ぎず、明確な目標があったわけではない)、周りがどんどん自分を発揮し始めると、そこで自分がないことに気付いてしまったのだ。
好きなことをしようにも、好きなことが分からない。したいことも、やりたいことも特に思いつかない。そんな自分に気付いたときはものすごくショックだった。
実は進学も就職も自分の意志で決めた気でいたのだ。しかし、今となってはそれすら、周りに流されただけだと気付き、途方に暮れている。
こうしたケースを元に、いったい何が問題なのか?問題を解決する上での障害となる感情は何か?Aさんにとって問題解決とは何か?についてまずは実習をしていきます。
ぜひ、皆さんもいったんDVDを止めて頂いて、テキストを元にどういう考え方ができるかをぜひあれこれ考えてみてください。
このレッスンを通じて、問題を客観的に眺めることができるようになり、自分自身の問題についても「こういう風に見てみよう」と幅が広がるものなのです。
問題が起きると人はついつい主観的になりすぎて自分の世界に入ってしまいます。
そのため、こうした「客観的に問題を見つめるレッスン」は非常に有効な問題解決のための方法と言えるのです。
DVDでは、実際の参加者のアイデアもご紹介しているので「なるほど、そういう考え方もあるな!」と学ぶことができます。
*
そして、今度は自分自身の問題を見つめ直しなしょう。
私の問題解決のアプローチは「ストーリーを描く」というもの。自分自身に起きたこと、あるいは、自分自身の人生を小説家のように物語にしていきます。
まさに先ほど紹介したAさんの人生のように。
そうして、小説風に自分に起きている問題を描くことで客観的な視野が取り込めるだけでなく、問題を解決するためのヒントもその中から見つけることができるのです。
少々難しいレッスンですが、ストーリー化を意識するだけでも感情に振り回されなくなる方が続出しており、とても有効な方法です。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
(3)問題の癒し方を学ぶステージ。
問題は感情が引き起こし、そして、その感情を癒すことが問題解決につながる、ということを(1)で学びました。
そして、そのために癒すべき感情を(2)を通じて見つけてきたら、今度はどう、それを癒すか?を学びます。
今回は下記の方法をご紹介しました。
こういう風にやるといいですよ!というポイント解説付きです。
1)お手紙作戦
2)インナーチャイルドワーク(イメージワーク)
3)自己承認のワーク(インナーチャイルドワークの応用。問題が起きたときの自分を受け入れる)
4)許しと手放しのワーク
5)日常的にできることで感情を解放する。
6)好きなことをする、自分が喜ぶことをする。
*
DVDにはテキストがあります。下記よりダウンロードしていただけます。
https://nemotohiroyuki.jp/wp-content/uploads/2017/03/2017selfsolution.pdf
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