【収録時間】
2時間35分
【内容解説】
「お金を頂くことに抵抗がある」というお話をよく伺いますし、そもそも「自分の商品(サービス)に値付けができない」という相談も非常によく頂きます。
うちのお弟子さんからも「カウンセリング料金ってなんぼにしたらいいんでしょう?」という質問はまいどおなじみなところです。
さて、ひとりビジネスの場合「商品=自分」という意識になるんですね。
「自分が作った(仕入れた)商品を自分で売る」わけですから。
となると、「自信がない→自分の価値を低く見積もっている→自分の商品に自信がない→値段が付けられない/安売りしてしまう/お金を受け取れない」という心理になるものです。
*
以前、ビジネスコーチを始めた方が相談に来てくれました。
「はじめは実力もないので勉強代だと思い、とても安い金額でコーチングを引き受けていたんです。そしたら、ありがたいことに好評を頂いて契約を継続していただきましたし、他の方を紹介していただいて顧客が増えてほんとありがたい状況なのですが、あまりに安く金額を設定してしまったので、正直コーチを続けることが苦痛になってしまいまして。」
結論から言えば「値上げすればいいじゃん」という話になるのですが、「なんか途中で金額を上げるのは申し訳なくて」と抵抗がある様子。
そこで「それだけ依頼を頂けるということは、コーチとしての自信も付いてきたんじゃないの?」と話を振ると「いや、まだまだ悪戦苦闘中で、日々闇の中を進んでいます。常に顧客のことを考えていますし、ほんといつも不安でいっぱいなんです。」と答えられます。
「それだけ一生懸命考えてもらえる顧客の皆さまは幸せですよね」と言うと「いやいや、こんな駆け出しですから、それくらい悩むのは当然ですし、むしろ、私でごめんなさい、という気持ちの方が強いくらいです」とかなり思い込まれてるようでした。
【自信がない=自己価値が低い=商品価値も低い=価格も低い】という状態で始めてしまったのですが、そうすると【価格】と【労働力】のバランスが崩れてしまった、という話です。
しかし、それだけ顧客が付いていても自己価値があがらないままなので、価格を上げることに抵抗が出るばかりでなく、自信のなさからくる不安から頭の中がお客様のことで常にいっぱいになってしまっているのです。
とても悪循環が生まれてるなあ、と思い、そのカウンセリングでは「顧客が自分に対してみてくれている価値を受け取れ!相手はそんな馬鹿じゃないぞ!ちゃんと相手を見て依頼してきてくれるんだぞ!」という話をしていきました。
同時に「すぐに自己価値なんて上がらないから定期的にカウンセリングに通って、自分を客観的に振り返る時間を作ったほうがいいよ」とお伝えしました。
そこから彼は自分の人生を振り返ったり、お客様からのお褒めの言葉をきちんと受け取ったり、仲間たちに自分の長所を聞いてまわったり、さらには自分の強みを見つめ直したしていくうちに徐々に自己価値があがっていきました。
そして、彼は思い切って値上げすることを顧客先に伝えたところ、“すべての”お客様が快く値上げに同意してくれたそうです。
※ちなみに何人かのお客様からは「ちょっと安すぎない?もう少しあげてくれても大丈夫だよ」という声を頂いていたそうなのですが、全然受け取れてなかったんですよね。
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モノにせよ、サービスにせよ、ひとりビジネスをやっていくとどうしても「自分が商品」になるものです。
ビジネスをやったことがないなら自信がないのは当たり前ですが、自信のなさから自分をよりちっぽけに扱って「自分なんかが売る商品を買ってくれるはずがない!」というなぞの自信すら出てくることもあるくらいです。
特に私がよく耳にするのは「お金を頂くことへの抵抗」です。
それはいわば「値付けの抵抗」とも言えますし、仮に誰かに相談して「○○円で行こう!」と決まっても、その額がプレッシャーになって余計に売ることを躊躇してしまうことも珍しくありません。
それでついつい安売りしたり、何なら無料配布しそうになったりしますし、当然ながらその時点では「利益」なんて考えられないのですね。
むしろ、その商品を売って利益を出すことを「悪いこと」のように思ってしまう方もいらっしゃるほどです。
この抵抗は非常に強いのですが、そこには2つの要素が絡んでくると心理的には考えられます。
1)自己価値の低さの問題
2)お金そのものに対する意識の問題
この1)については前回扱いましたのでぜひとも参考にしてください。
今回は2)について触れていきたいと思います。
お金って子ども時代からちょっと遠い存在でした。
親からもらうものでもあるし、どちらかというとお金そのものよりも、それを使って得られるモノの方が大事でした。
つまり、100円というお金よりも、それで買ってもらったお菓子の方が価値があったんです。
それくらいお金のことは考えなくてよい時代を過ごしてきたので、私たちはお金に対する思いを“すべて”親から引き継ぎます。
お金に対する意識を無条件にインストールしちゃってるんですね。
だから、親がどんな風にお金を扱い、どのようにお金を捉えているかによって、子どもたちのお金の意識が形成されていくのです。
しかも学校ではお金に対して学ぶことはしませんから、その意識を持ったまま年齢を重ね、その意識の元で仕事をするようになるのですね。
だから、親がお金を汚いもの、怖いものと扱っていれば、そんな汚いものを側においておくのはイヤですから、さっさと使ってしまうか、目的もなく貯金に充てるかしてしまうと思います。
また、親が「お金がない、ない」と言い続けていたならば、あなたの中には「お金ってのはないものなんだ」という思い込みが生まれますから、収入を得ても「ないものにする」ために使い切ってしまうことになるのです。
ましてや、日本人は江戸時代の武士以来の「お金の話をするのはよくないこと」みたいな風潮が色濃く残っていますので、なおさらお金というものを遠ざけて直視しないようにしているのかもしれません。
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また、お金のことを考えなくて済む生活を子どもの頃からしていると、、そのまま社会人になってもお金は遠いイメージのままになります。
特に固定給や時間給の世界に身を置くと、給料日に勝手にお金が振り込まれるわけですから「自分が稼いだ」という自覚は乏しくなります。
めちゃくちゃ頑張って働いた月も、有休休暇を使って旅行に行った月も、給料は変わらないわけですから、なおさら「お金を稼いだ感覚」は得られなくなるでしょう。
「毎月25日になれば会社から自分の銀行口座に給料は振り込まれるもの」と思い込んでいませんでしたか?
そもそも給料というのは会社が決めて、会社が振り込んでくれる額を受け取る「受身」の世界ですから、変な話、親からお小遣いをもらっていた時代とさして変わらないマインドになるんですね。(さしづめお年玉は賞与と一緒ってことですね!)
時間給でお仕事している場合もまた、頑張って働こうが手を抜いて働こうが、とりあえず既定のお金はもらえるわけですから「受身」であることに変わりはありません。
ただ、インセンティブ(成果報酬制)の給与体系で来た方はちょっと違うと思いますけれど。
だから、ひとりビジネスを始めようとなったときに、生まれて初めてお金というものをリアルに捉えるようになる方が実に多いのです。
ましてや親もまた固定給の世界で生きている人であれば、一家で初めて!みたいな感覚になるんですね。
そりゃあ、お金をもらうこと、値付けをすることに抵抗があるのは無理もないわけです。
だから、ひとりビジネスを始める上では、この「お金への意識」というものを変えていく必要があります。
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ということで、改めて「お金」というものに向き合っていきませんか?
まずは現状把握から。
〇「お金」と言われるとあなたはどんな感情が湧き上がってきますか?ポジティブなもの、ネガティブなもの、どんな感情でも構いません。
〇あなたにとって「お金」ってどのようなものですか?例えば、「お金」を「人」に例えるとどんなキャラの人に思えますか?
〇あなたの両親は「お金」をどのように扱い、「お金」にどんな思いを持っていましたか?あなたはその影響をどれくらい受けていると思いますか?
〇「お金を稼ぐ」ということについて、どんなイメージをお持ちですか?もし、ネガティブな思いがあるなら、その思いはどこから来たものでしょう?
〇あなたはまずは月額いくらくらい収入を得たいですか?そのためには売上をどれくらい作る必要がありますか?(売上-経費=収入)
さて、それくらいの売上を得ることって正直、どんな気持ちになりますか?
そんな思いを持ちながら「お金に対する意識を変える」というチャレンジをしていきましょう。
★そんな「お金そのものと向き合う」セミナーはこちらです。
*セミナー動画「お金の心理学~お金軸を抜け出して、自分らしくお金と付き合う方法~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31913
*セミナー動画「お金の心理ブロックを外すワークショップ~自分に与える、自分を喜ばせるためのお金の使い方~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/39441
*セミナー動画「自分を満たせば、人生は動き出す ~お金が回り人間関係が変わる心のトリセツ~」(フォレスト出版主催)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/41843
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よく「お金はエネルギー」という話を耳にするんじゃないでしょうか?
以前、タクシーで東京都内を移動しているときの話です。
その運転手さんはとても素敵な人で、ニコニコと笑いながら楽しそうに車を運転されてるんですね。
運転手さんによっては景気が悪いの、客が減っただの、コロナでえらい目に遭っただのネガティブな話をされる方が多いのですが、その方は全然違ったんです。
その方は元々東北の方でタクシーに乗られてたのですが、なかなかうまく行かず、東京に出稼ぎに来ているとのこと。
だからかもしれませんが「東京はすごくいいところですね。お客さんもたくさんいますし、優しく丁寧な人がすごく多くて、道がよく分からなくても丁寧に案内してくれます。東北はシャイな人が多いので、ぶっきらぼうになっちゃう人が多いんですよね。でも、ほんとは良い人なんですよ、みんな。」などと東北なまりの言葉で話をしてくれました。
その運転手さん、「ありがたいことに」とか「それはほんと感謝ですよ」という表現をすごくされますし、話をしていてすごく気持ちがいいんですよね。
「でも、イヤなお客さんもいませんか?」というと「同僚の中にはそういう目に遭った人もいるみたいですけど、あたしはそんな経験ないんですよね。ほんといいお客さんに恵まれるんです。ありがたいことです。」とおっしゃるわけです。
ついつい私も気分が良くなって普段ならSUICA払いなんですけど、その時は現金を出して「お釣りはけっこうっす!」と言ってしまいました。笑
するとその運転手さん、こちらが恐縮するほど頭を下げて感謝してくださり、「みなさんにほんとよくしていただいてあたしは幸せ者です。」とおっしゃるんです。
「やっぱり皆さん、お釣りはいらねーぜ!って言うんですか?」と聞くと、「不思議とそういう方が多いんですよね。ありがたいことです。」と。
ああ、こういう人の元にはいい人も、お金も集まってくるんだろうなあ・・・と思いながら新幹線の改札に向かったのです。
個人で商売をされていたり、営業、接客をされている方ならきっとこんな経験があると思います。
「自分の気分が良いときはなぜか売り上げが伸びる。」
これは私自身も長年の経験で実感していることです。
もっと言えば、自分のバイオリズムに合わせて売り上げが上下するんですね。
商売の世界では「ニッパチ」という言葉あって、2月と8月は売上が落ちると言われるんですが、実は私自身はその頃、たいへんご機嫌でやる気に満ちてることが多いんです。一方、あるとき気づいたのですが、逆に5月と11月にエネルギーダウンすることが多く、その分、売上も落ちることが多かったのです。
季節が良いときので遊びたくなっちゃうんでしょうか?笑
それに気づいてからは5月と11月は意図的に休みを取って旅行などに行くことにしました。(2022年の11月は北海道に旅行してました。)
自分自身の心の状態(マインド)と「お金」「人」って連動するんです。
これがぜひ覚えておいていただきたい心理です。
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そこで「お金をもらう」「商品を売る」と言うことに対してネガティブな思いが強ければどうなるか?は想像に難くないと思います。
じゃあ、どうしたらその行為をポジティブに捉えられるようになるのでしょうか?
私からの一つ目の提案は「お金を稼ぐことの意義を見る」ということです。
商品を売ることがほんとうの目的じゃないと思うんです。
お金そのものを得ることがほんとうの目的じゃないとも思うんです。
商品を売ってお金を得た上で、得たいもの、やりたいことがあると思うのです。
ちょっとそれを考えてみてください。
例えば、
「お金を稼ぐことで自分(または家族)が何不自由なく安心して暮らせる環境を作る」
「収入を増やすことで生活に余裕が出て、豊かさを感じながら暮らせるようになる」
「好きなものを自由に買えたり、行きたいところに好きに行けるようになる」
「お金に縛られない自由な生活が手に入る」
「お金を稼ぐことで困っている人たちの力になれる」
「自分のサービスを通じて悩んでいる人たちを助ける」
「子どもの頃に苦労していた両親を楽にしてあげる」
どんなことでも構いません。
できるだけたくさんその目的を書き出してみてください。
おそらくそのすべてに何らかの「愛」が含まれていると思うんです。
自分への愛も大事ですよ!(ほんとに大事!)
その「愛」に着目すると、その目的は「意義」と言われるものになります。
この「意義」を意識できると「お金」に対する抵抗も超えやすくなります。
つまり、「お金をもらうこと(稼ぐこと)は自分のやりたいことをやるための“通過点”である」ということを認識するんです。
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また、「自分の商品の価値をめちゃくちゃ見る」というのが二つ目の提案です。
ひとりビジネスは「商品=自分」という認識になり、自己価値が低い分だけ商品価値も低く見積もってしまう、という話を前回しました。
つまり、自分と商品がイコールになるほど「近すぎる」のかもしれません。
じゃあ、そこを少し切り離して考えてみませんか?ということをやっていくために、改めてその商品の価値を見ていくのです。
「あなたの商品はどんな人をどんな風に幸せにするものですか?」
この問いをじっくり考えてみて書き出してみてください。
やはりここにも「愛」があるのです。
そうして商品の価値を深く掘り下げてみていくことで、よりその商品を扱うことの意義が出てくるのです。
そしたら「適正な価格で売りたい」と思うようになれるでしょうし、「売る」ということへの抵抗も下がっていくと思いませんか?
*
また、あなたのひとりビジネスを「より楽しむこと」が重要なテーマになることは先ほどのタクシーの運ちゃんの話からも想像できると思います。
気持ちよく商売をする。
ビジネスを楽しむ。
ご機嫌に商品を売る。
どうしたらそんなマインドが手に入るのでしょうか?
ここまでの2つ「お金を稼ぐことの意義を見る」「商品価値を見る」もそのマインドを作るために役立ってくれますね。
そして、「普段から自分のご機嫌を上手に取る」ということもすごく大事なのです。
なんかお金やビジネスの話から逸れて来ちゃったと思います?笑
あなたが今の日常生活をご機嫌に過ごすこと。
だって商売も日常の一コマじゃないですか。
先ほどの運転手さんが、タクシーに乗っているときだけご機嫌だと思います?
たぶん、家に居ても、客待ちのときも、きっとご機嫌に過ごされてると思いません?(そりゃ、機嫌の悪い日もあるかもしれんけど)
ひとりビジネスって「公私の区別」がつきにくいじゃないですか。
だからなおさら普段から「自分のご機嫌をとる」ということをやっておくといいんです。
さて、あなたはどんなことでご機嫌になれるのでしょう?
ざっくり100項目くらい用意しておくといいかもしれませんし、都度、自分がご機嫌になれる方向に自分を導いてあげる意識を持つことも大切ですね。
*
さて、4つ目に提案したいことは少し変化球です。
「お金をもらう」とか「値付けをする」とか「売る」ということに抵抗があるのは最初は無理ないので、ここまでの3つのプロセスでだいぶ解消されていくと思います。
あとは「経験」ですね。
その上で「お客様はお金を払いたい」という心理を知っておく、ということです。
つまり、「お金をもらう」のではなく「お客様にお金を払わせてあげる」という意識を持つんです。
話は20年以上前に遡ります。
私がカウンセラーとしてデビューしたときは「ボランティア」、すなわち、無料でした。経験を積ませていただくためにね。
そこでたくさん経験をしてプロになっていく、という流れだったんです。
するとあるお客様がこうおっしゃるんです。
「有料のサービスに切り替えてくれない?その方がちゃんとカウンセリングをしていただけるでしょ?」
正直、私はビビりました。
そして、電話番のスタッフもビビりました。
でも、みなさん、サービスを受ける側だとしたら「無料」よりも「有料」の方がちゃんとしてるように思えませんか?
さらに言えば5000円のサービスと、15000円のサービスだったら高い方がより良いサービスを受けられると思いませんか?
また、もし、あなたが素晴らしいサービスをして、それが無料だったり、安価だったりするとお客様は「申し訳ない」という気持ちになること、分かるでしょうか?
(もちろん、商品やサービスの内容によって変わりますが)
つまり、「適正な料金を払う」ということはお客様にとっても納得感を与えることになるんです。
さらに、ちょっとお高めな商品・サービスを受けるお客様には「その商品を買える自分」に対して自尊心が芽生えるんです。
高級ホテルに泊まれる自分ってすごくない?という感覚です。
つまり、お客様に気持ちよくお金を払わせてあげることこそが、サービス提供者にとってすごく大切なことになるんです。
もちろん、そんなお客様が期待されるほどのサービスが提供できるか自信がない、とおっしゃるのも無理はないと思いますので、この4つ目はあくまで応用編だと思ってください。
*
ただ、忘れちゃいけないのは「お客様はバカではない」ということです。
ちゃんと考えて、貴重なお金で、あなたの商品を買ってくださっているんです。
「お金をもらうことが怖い」「売ることが苦手」という意識があることは全然問題ないんですが、その結果、自分に意識が向きすぎてしまうとお客様の気持ちを考えることができなくなってしまいます。
つまり、あなたが怖がっていようが、苦手だろうが、お客様もまたあなたの商品に価値を見て、欲しいと思えば買ってくださるんです。
そして、自分が購入した商品は悪く思いたくなく、良いモノだと思いたい心理もあります。
だから、なるべく好意的に見てくださいます。
私も別にお客様をバカにしていたわけではないのですが、10数年前、ふと「マーケットって信頼に値する」と気づいたんです。
それまでは何とか売ろう売ろうとしてきたし、どうしたら買ってもらえるのかばかり考えていたのですが、それってマーケットをバカにしてるよな、と思ったんです。
自分が良いと思うものを提供すればちゃんとマーケット(お客様)は反応してくださる、と思ったんです。
つまり、「マーケット(お客様)をもっと信頼しよう!」というのが5つ目の提案です。
だから、あなたが怖がろうが喜んでいようが、あなたの商品に価値を感じたお客様が買ってくれます。
あなたが頑張って営業しようが、ビビりながらSNSを更新しようが、あなたの商品に価値を感じたお客様が買ってくださいます。
つまり、地に足を着けて商売していればそれなりにマーケットからも信頼されてお客様が付くようになる、ということなんです。
だから、私は売ろう売ろうとはしません。
私の売り方は「こんな商品ありますけどどないでっか?欲しい方は買ってくださいませ」というものです。
イメージとしては「棚に商品を並べておいて、お客様が自由に選んで買っていただくスタイル」です。
それが正しいのではなく、それが自分に合ったやり方だと思っているのです。
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こうした意識を持つことで「お金をもらう」とか「値付け」とか「売る」ということに対する抵抗はだいぶ和らいでくと思うのですが・・。
ということで、ここからはセミナーのご案内です。
今回の記事をベースにした講座を開催します。
2つの大きなテーマがありますので、いつもより時間を長めに、そしてワークショップスタイルでお届けできればと思います。
(1)「お金」そのものと向き合ってみる。(あなたにとってお金ってどんなもの?)
(2)「売る」ということと向き合ってみる。(今日の5つの提案をベースに)
(3)質疑応答
という形でセミナーを作っていきます。
ぜひ、ひとりビジネスを快調にスタートさせるためにご活用ください!